今回はパソコンの電源を入れても、すぐ切れてしまう症状についてご説明します。
同様の現象を何十台と見てきましたが、修理不能で直らないパターンもあります。
当てはまる項目をご覧下さい。
目次
電源が入らない(電源は入るが、すぐ切れてしまう)
電源周りの場合、下記の項目を参考にして下さい。
電源ユニットの不良
パソコン側に電源コネクタを挿すユニットの不良になります。
この電源ユニットを分解するとコイル付近にサビが付着したりすると、これが原因の可能性が高いです。
電源ユニットの交換となりますが、メーカー製の場合は独自のモデルを使用しているのでメーカー修理が必要です。
コンセントの電圧不足
普段OAタップや壁のコンセントから電源をパソコンに供給していると思います。
もし壁のコンセントから直接パソコンにケーブルを挿しこんでいる場合、この供給量が低いと電源が不安定となります。
この場合は、電源が入らない事が多いです。他のコンセントを使ったら改善されるか確認して下さい。
本来AC100v(ボルト)が来ているはずの電気が100v未満しか出ない場合は、電気屋さんに相談して下さい。
電圧を調べるには「テスター」が必要です。
他の機械が正常に動くようなら、これが原因になる可能性は低いです。
電源ケーブルの不良
ケーブルが切れていたり、コネクタ部分の接触が悪いと現象が起こります。
電源ケーブルを変えて改善出来るかどうかになります。
マザーボードの不良
基板のコンデンサが膨らんでいたり、液漏れしていたりと物理的に異常がある場合は電源が不安定になります。
まったく起動しないというケースもあります。
目で確認出来るといいのですが、一見異常がないケースもありますので交換してどうかになります。
マザーボードを電源コネクタの接触不良
電源ユニットとマザーボードを接続するコネクタがあるのですが、これがカチンと鳴るまで挿し込まれていないと現象が発生します。
一度抜き挿ししてどうかになります。
電源スイッチの不良
電源を入れる時ボタンを押すと思いますが、そのボタンの接触不良で現象が発生する場合があります。
ボタンを押すとそのまま押されっぱなしの状態になっている場合、強制終了してしまう可能性があります。
部品が手元に無い場合もありますので、無理に分解せずパソコンの修理店やメーカーにご相談下さい。
電源が入ったり切れたりを繰り返す
メモリの不具合
このケースはほぼメモリの抜き差しで改善出来ます。
ただし、ホコリがメモリと基板の接触面に付着し、それが原因の場合は筐体内の清掃が必要です。
一度メモリを抜き、周囲のホコリを掃除機等で取り除いて下さい。
改善しないようなら前項の対応も参考にして下さい。
メモリ不良も考えられますので、分解が難しいようでしたら最寄りのパソコン修理店にご相談下さい。
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